アナウンサー・キャスター / 中田 彩 / BLOG

ギョギョギョ!漁師ってスゴイ!

小さい頃から富山のきっときとな魚をたくさん食べて育ってきた私ですが、

その魚がどうやって捕られているのか、間近で見たことはこれまでありませんでした。

 

先日、取材で初めて定置網漁に同行させていただきました。

今回は、そこで感じた漁師さんの凄さについてです!

 

漁師さんの何がスゴイかというと、とにかく朝が早いこと!

出港は、なんと午前0時。(朝早いというより、夜遅いですよね!)

 

 

↑今回乗せていただいた船、瀬中網漁業の徳丸です。(新湊漁港)

 

漁港には、氷が沢山出てくる機械があり、まずは船に大量の氷を積みます。

 

そして、いざ真夜中の富山湾へ!

 

海の中は真っ暗でしたが、遠くで光っている新湊大橋がとてもきれいに見えました。

最初はまるで、ナイトクルーズのようでワクワクしていたのですが

真っ暗な海の中を約30分船に揺られていると、若干船酔いし始めました。

ここでも毎晩漁に出る漁師さんのスゴさを痛感。

 

30分船に揺られてようやく、定置網のポイントに到着。

そしてなんと、新湊の沖合に仕掛けた網を約1時間、10人ほどの漁師さんが横に並びほとんど手作業で引き続けます。

 

 

定置網の近くには、小さな魚を狙った鳥が!

 

そして1時間後…

水面に沢山の魚の姿が見えてきました!

 

その魚を手網で、すくい上げていきます。

まるで大きな金魚すくいをみているかのようでした。

 

定置網には、旬のアオリイカやカジキマグロなど、

大小さまざまな魚がかかっていました。

 

そして、最も多かったのは、サバです!

水面ではねていて、ピチピチと物凄い音がしました。

 

 

そして漁港に戻ると、競りまで2時間以上漁師さんが手作業で魚を分別します。

朝6時半から始まった競りには沢山の魚が並んでいました。 

 

  

競りが終わったのは朝8時頃。

仲買人が競り落とした魚が、スーパーや魚屋さんに並びます。

 

私たちが日々何気なく食べている新鮮な魚ですが、

その裏には漁師さんたちの凄まじい奮闘があります。

 

そのありがたみを感じながら、富山湾の海の幸をいただきたいと思います。

 

いよいよ九月場所始まる!

いよいよ9月11日から大相撲九月場所が始まりますね!

幕下東15枚目の朝乃山がどんな相撲を取るのか、今場所は誰が優勝するのか、

ワクワクドキドキしています!

 

9月9日には富山市で、

再起にかける朝乃山にエールを送ろうと、カラフルなのぼり旗が設置されました。

 

↑朝乃山の地元呉羽にほど近い富山市古沢の県道沿い

 

入門当時から朝乃山を応援している「富山を楽しくする会」が、手作りしたのぼり旗で、

「心技体、不退転」などの力強い文字が、風になびいていました。

 

 

カラフルな旗が沢山並んでいてとってもにぎやかですよね!

今、富山マラソンに向けて練習中ですが、

この道路沿いを通ると元気が出るので、この旗をゴール地点にしてよくランニングしています。

  

取材は、記者とカメラを兼務する通称”記者カメ”で取材してきました。

カメラの使い方にはまだまだ慣れず難しかったですが、

撮影⇒インタビュー⇒原稿⇒編集までを担当するのは、とても奥が深く面白いです。

 

↑撮影中(揺れる旗をアップで撮るのが難しかったです…)

 

朝乃山にエール…県道沿いに“カラフルなのぼり旗” 「九月場所優勝で十両へ」|FNNプライムオンライン

↑私が撮影したものです。よろしければご覧ください。

 地元の変わらぬ声援を力に変えて、頑張ってほしいです!

最近ワクワクしすぎて眠れない!

今日から9月ですね。

ちょっと前まではエアコンをつけたままじゃないと眠れないほど蒸し暑かったのに、

最近は窓を開けて寝ると心地良い季節となりました。

 

窓を開けて寝ていると、

「リーンリーン」や「リッリッリッ」というような、長さの違う音が組み合わさった、

虫たちのアンサンブルが聴こえてきます。

混ざり合う音の中から、スズムシやコオロギなどそれぞれの音に耳を澄ませ、

季節の移り変わりは早いものだなぁとしみじみ感じている今日この頃です。

 
と、なんだか趣深いことをつぶやいてしまいましたが、笑
実は最近、ワクワク!することがありすぎてなかなか眠れず、思わず虫の音に聞き入ってしまうんです。笑

 

眠れない理由は大きく2つ。
一つ目は、8月29日に発表された九月場所の番付発表です。

先場所復帰し、三段目優勝を果たした朝乃山の番付は、東幕下15枚目となりました!

ちょうど15枚目!というのがワクワクのポイントです。

 

番付で幕下15枚目に入るのと入らないのとでは大きな差があり、

年内の11月場所での十両昇進の可能性を作るためには、”15枚目以内”に入ることが必要でした。
兼ねてから15枚目以内に入ってほしい!と願っていただけに、

番付発表の日の朝、目が覚めて番付を確認した瞬間から、国技館で行われる秋場所での活躍と

かなり気が早いかもしれませんが次の11月場所での再入幕に向けてのワクワクが高まり、

本当に眠れませんでした。

 

 

そして二つ目は、週末楽しすぎるイベントに参加したこと。

そのイベントとは、8月28日に行われた、富山市婦中町を流れる坪野川での魚類観察会です!

5年に1回行われる定期魚類調査を兼ねて行われ、地域の子どもたちが沢山参加していました。

 

私は学生時代に、多摩川や江戸川で行われていた子どもたちの魚類観察会のお手伝いやアルバイトをしていたことがあるのですが、

魚を捕まえる楽しさや魚たちの魅力を伝えることの面白さを久々に感じることができ、胸が高鳴りました。

私は得意の投網を投げて、大きなフナやカワムツ、コイなどを捕まえ、子どもたちに間近で見てもらいました!

 

 ↑カマツカ(顔が細長いのが特徴)     ↑カワムツ(体に黒のラインがある

 

坪野川は速星地区の住宅街を流れ、水深や川幅もごく普通の何気ない川ですが、

生態系が非常に豊かで、一回網を投げただけで最低でも5匹ほど入り、

10種類ほどの沢山の種類の魚に出会いました。

今シーズンは神通川でのアユ捕りを中心に投網をしていたので、久しぶりに様々な種類の魚と再会できたことに喜びが溢れました。

 

↑シマドジョウ(しましま模様)      ↑アユ(スイカの匂いがする)

 

 

中でも再会できて嬉しかったのは小さなヨシノボリたちです!

 

お腹に吸盤がついていて、水槽に入れておくと側面にピタッとくっついてとっても可愛いんです!

江戸川で魚類調査をしていた頃から何種類ものヨシノボリに会ってきましたが、

久しぶりの再会に胸の高まりが止まりませんでした。

(夢中すぎて、投網を投げている様子の写真を撮るのを忘れていました!笑)

 

この2つ理由から、ここ最近夜になってもワクワク!が収まらず、なかなか眠れません。
小さい頃は”遠足が楽しみで眠れない!”なんてことはよくありましたが、
大人になっても

“ワクワクしすぎて眠れない!”というのは自分でもどうかと思い、悩んでいる今日この頃です。泣

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中田 彩 nakada aya

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