アナウンサー・キャスター / 中田 彩 / BLOG

束の間の休息

暑さもだいぶやわらぎ、少しずつ秋らしい空気が漂ってきていますね。

最近は企画編集等などに追われ、先週はブログを更新する時間がありませんでした。泣

 

8月25日に放送された、パリ五輪期待の新星・競歩の石田昴選手の特集は、

スポーツ担当になってから初めて自ら企画立案し、取材、原稿、編集、ナレーションを担当した企画です。

 

私は石田選手と同級生で、

今年4月に新たなスタートを切った石田選手の魅力を余すことなくお伝えしたいと、

1週間近く編集作業に向き合っていました。

 

2024年パリ五輪を目指して…競歩“期待の新星”氷見市出身・石田昴選手|FNNプライムオンライン

(↑競歩・石田選手の企画はこちらからご覧いただけます。)

 

編集は奥深く、パソコンなどの機械操作ではかなり苦戦していますが、

テレビは映像が主体のメディアなので、これから音声表現だけでなく、

編集についても、もっと勉強していきたいなと感じているところです。

 

 

学ぶことが本当にたくさんあり、仕事に励んでいるこの頃ですが、

休みの日は息抜きをしています~

 

8月7日、さいたまスーパーアリーナで行われた大相撲夏巡業に行ってきました。

様々な地方をまわる巡業は、コロナ禍で長らく中止されていたため、

今回2年8か月ぶりの開催でした。

 

 

横綱・照ノ富士をはじめ、幕内力士の稽古を間近で見ました。

また朝乃山が所属する高砂部屋からは、弟弟子の十両・朝乃若が緊張の面持ちで巡業に初参加していました。

 

巡業では相撲甚句(力士が歌う)や髪結いの実演など、

本場所とは違う力士の一面を見ることができました。
またお盆には、趣味の相撲のことをもっと知りたいと思い、相撲の史跡巡りをしました。

相撲界と言えば、最近では元大関・朝乃山の7月場所での復帰が記憶に新しいですが、

古くから続く相撲の世界において、富山県出身で大活躍した力士がたくさんいたようです。

 

↑ 富山市出身の第20代横綱・梅ヶ谷や

 

↑朝乃山と同郷・呉羽出身の第22代横綱・太刀山など、

明治から大正にかけての時代には富山に有名なお相撲さんがたくさんいました。

 

こちらの土俵は、富山市立呉羽小学校のグラウンドに設置されているものです。

呉羽出身の横綱・太刀山が寄贈したもので、太刀山道場と呼ばれていて

朝乃山は小学生の頃、この道場で相撲を始めたということです。

 

それにしても、小学校のグラウンドにこんなに立派な土俵があるなんてビックリです!

 

 

更に歴史を遡ると…

まだ東京相撲と大阪相撲の2つに分かれていたころ、富山には有名なお相撲さんがいました。

 

大阪相撲の大関・猫又(ねこまた)です。

(この時代は横綱という位がまだなかったようで、大関が一番上の位です。)

 

 

なんだかすばしっこそうなしこ名ですよね!

猫又は地域貢献として、出身地高岡に様々なものを残しています。

 

長くなりそうなので…

この猫又についてはまたの機会にじっくりご紹介しますね!

 

夏の取材!

お盆休み、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

今年は3年ぶりに行動制限のないお盆となりましたが、

感染拡大が続きなかなか思い切り夏を楽しむことができない現状がとても残念です。

 

 さて政府は、現在の第7波収束後に新型コロナの感染症の分類を2類相当から5類相当に
見直すことを検討し、
有識者などから様々な意見が出ていますが、
コロナ禍が長期化する中、スピード感のある柔軟な対応を期待したいと思います。

 現在の2類相当では全ての感染者を確認する全数把握が必要になっていて、
医療機関は患者数などを保健所に報告しています。

そしてマスコミが日々の感染者数を原稿にしてお伝えする際、
保健所にクラスターの発表などに関して確認を行っていますが、
担当者から、現在の2類相当では、医療機関も含め人数を集約する作業に
時間がかかり負担が大きいとの声を聞きました。

そうした声を踏まえると、日々の感染者数の全数把握の在り方について、
その重要性を理解しながらも、
今後考えなければならないタイミングに
きているのではないかと感じています。

 

 

他にも、日々様々な原稿を担当しています!
今回は、最近取材したものをいくつかご紹介します。

 

↑こちらは、富山市ファミリーパークにいる二ホンツキノワグマのバッケくん(3才)です。

飼育員さんによると暑い日が続く中、水に浸かっていることが多いそうです。

 

さらに!飼育員さんがホースで水を撒くと、

楽しそうに水浴びをしていてとっても気持ちよさそうでした~

 

 

↑こちらは8月5日に魚津市で行われた、たてもん祭りを取材した際の写真です。

 

花火とたてもんの共演がとても美しかったです!

私は今回初めてたてもん祭りに行きましたが、大きなたてもんの回転はド迫力でとっても感動しました。

そして伝統あるお祭りの3年ぶりの開催に、胸が温かくなりました。

 

↑そしてこちらは、8月12日に呉羽梨・幸水の初収穫・初選果を取材した際の写真です。

梨の近くにセミの抜け殻がついていて、思わずパシャリ!

 

梨の木の下には、今まで見たことのないくらいたくさんのセミがいてビックリしました。

調べてみると、アブラゼミは梨やりんごなどの果樹をよく好むそうです!

 

昨年・一昨年は霜やあられの影響で、収穫量が激減しかなり高騰していた幸水ですが、

今年は、この夏の暑さで甘く、例年並みの1000トンの収穫量が見込まれているということで、スーパーにも美味しい幸水がたくさん並びそうです!

昨年は幸水をあまり食べられなかったので、今年は沢山食べたいと思います!

 

連日の暑さで梨が甘くなったのだと知って、美味しい幸水を食べるためなら

もう少しだけ暑さを我慢できそうな気がしている今日このごろです(笑)

球児たちの夏

 

蒸し暑い日々が続いていますね。

8月1日に神通川で行われた3年ぶりの花火大会は、同期と会社のベランダからみました。

小さい頃から毎年行っていた花火大会なので、withコロナ時代の久しぶりの開催をとても嬉しく思いました。

 

BBTのベランダは特等席で、ちょうど真正面で大きな花火を眺めながら、富山の夏はいいなぁと改めて感じました。

 

花火大会のほかにも、夏といえば私は七夕まつり、投網、大相撲観戦…など楽しい情景が沢山思い浮かびますが、

甲子園を目指して奮闘する球児たちにとっては、それぞれが3年間の思いをかけて臨む特別な季節だと思います。

 

8月2日、5大会連続で甲子園に出場する高岡商業高校の壮行会の取材に行ってきました。

県大会の激闘を制した選手たちの鋭いまなざしが印象的でしたが、応援部によるエールも心に残りました。

高岡商業高校の応援部員は珍しく全員女子生徒で、学ランを着て迫力のある声でエールを送っていて、見ていた私まで勇気をもらいました。

私も高校時代、県大会の期間中野球部のチアリーダーをしていましたが、応援する楽しさを思い出しました。

高商ナインには、エールを力に変えて県内42チームの思いを胸に頑張ってほしいと思います。

 

またこの夏、入社して初めて高校野球の取材に携わり、

大会前の富山第一高校の特集取材のほか、県大会の組み合わせ抽選会、開会式、ベスト16以降の各試合など多くの現場に行き、

様々な球児たちの姿を目にしました。

 

先の見えないコロナ禍の3年間共に練習に励んできたバッテリーの絆、

勝利し喜びを分かち合う選手たちの満面の笑顔、

ライバルに敗れ悔し涙を流す姿など、様々な球児たちの姿がありました。

 

県内でたった1校の甲子園出場校を決める勝負の世界ですが、

結果以上に、最後の1球まで諦めない選手たちの姿勢は見ている人に多くのことを伝えていると思います。

 

8月6日からいよいよ夏の甲子園が開幕します。

県内42チームの思いを胸に最後まで全力で闘い抜いてほしいです。

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中田 彩 nakada aya

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