2012水みらいプロジェクト チャレンジ学校水族館
入善町立ひばり野小学校 射水市立大門小学校 氷見市立湖南小学校 黒部市立村椿小学校

●黒部市立村椿小学校

 

命を育てる苦労も喜びも力に、 今年もサケを海へおくりだす。
黒部市立村椿小学校では毎年11月、サケの受精卵を漁協からもらい受け、ふ化したあと、およそ3カ月半、水そうのそうじやエサやりなど飼育に取り組み、3月はじめに稚魚を近くの川に放流する“村椿サケ調査隊”に取り組んできました。今年は最初にもらった受精卵が全滅してしまいました。つらい体験をのりこえて、新たにふ化した100匹あまりの稚魚を放流しました。小さな命と向きあい、命のふしぎを体験したみんなの思いをのせて、サケの稚魚は日本海へと旅だちました。



 
魚津水族館の不破さんを先生に、サケの特別授業が行われました。
     

みんなで黒部川内水面漁業協同組合へ…
 
サケの受精卵をわけていただきます。
     

メスのおなかから出した卵にオスの精子をかけます
 
2,000個の受精卵を学校に持ち帰ります。
     

学校横の飯沢川にサケが帰ってきた!
   

佐々木照光さん
サケを2匹見ましたが、体中きずついていて、もう必死のようすでした。
毎年放流していたサケがこの川にもどってきたんでしょうね。


命の重みを感じながら、サケの受精卵を静かに水そうにあけます。
 

     

10日後、受精卵が全滅!なぜ!? 水質も水温も問題なく原因不明…
 
死んでしまい責任を感じます。放流できるかな…

新しい命がとどき、無事にふ化しました。

発眼卵
 
サケのふ化
 
サケの稚魚


大きく育ちました。みんな無事に戻ってきてほしいな
 
いよいよサケの稚魚を放流する日です。
     

来年に生かせるように、今年の活動を報告会で発表します。