2012水みらいプロジェクト チャレンジ学校水族館
入善町立ひばり野小学校 射水市立大門小学校 氷見市立湖南小学校 黒部市立村椿小学校

●氷見市立湖南小学校

 

めずらしい淡水魚がすむ氷見。 かけがえのない環境を伝える。
さまざまな種類の淡水魚が生息することで知られる氷見。とくに仏生寺川流域では絶滅のおそれがあるイタセンパラやヤリタナゴが生息し、淡水魚がすみやすい環境です。そんな氷見からこのプロジェクトに参加したのは氷見市立湖南小学校の「自然おもしろ科学クラブ」です。学校近くの農業用水で採取したヤリタナゴやタカハヤ、ヨシノボリ、サワガニなどを水そうで育て、身近な自然のすばらしさを発表しました。そのメッセージは下級生たちにしっかりと受けつがれました。



1回目の生きもの採取は学校裏の農業用水で。
 
れはヤリタナゴ。けっこう大きいのがとれたね!
ヤリタナゴは、春に貝の中に卵をうみつけます



モクズガニ
 
タモロコ
 
ヤリタナゴ
 
ドブガイ

氷見市教育委員会 西尾正輝学芸員
この用水には二枚貝が多くすみ、貝の中に卵をうむヤリタナゴという魚がいます。
貝がいて、ヤリタナゴが産卵しているということは、環境がとてもよいと言えます。







2回目は仏生寺川上流で生きもの採取しました。

山あいの川の流れは水が冷たくて気もちいい!

タカハヤ

富山大学理学部 山㟢裕治准教授
氷見にすむイタセンパラやタナゴの仲間は、日本でも珍しい生きものです。
魚にめぐまれた富山県の中でも、とくに氷見は貴重な魚が残っています。


 
魚津水族館 不破光大飼育研究係員
     

川から持ち帰った石などを沈めて魚がすみやすい水そうにします。
 
どんな報告会にする?アイデアを出しあいます。
     

 
さあ報告会!身近な生きものの貴重さをアピール。
     

川を汚さないで… ヤリタナゴがふえてほしい。
 
調べ続けることが守ることになります。
下級生のみんなに受けついでほしい!