身近な川が教えてくれた自然の豊かさ。

広がる田園の中を流れる大岩川。学校からおよそ300メートルの身近な川の生きものについて学ぶ学校水族館づくりに４年生11人がチャレンジしました。ちょっと苦労しながらも、つかまえた生きものを学校の水そうで育てました。毎日観察日記をつけ、みんなで意見を出し合って取り組み、ふるさとの川にすむ生きものの豊かさや大切さを知りました。

魚津水族館の不破さんに教えてもらい、生きもの採取に挑戦！やる気いっぱいですが、ふだん川ではあまり遊びません。うまくとれるかな？
はじめは、なかなかとれませんでした。みんな少しずつコツがわかってきて、見たことのない魚もとれました。

アブラハヤ、タカハヤ、カジカ、トンボのヤゴなど、いろいろな生きものを楽しくとることができました。なかには絶滅のおそれがあるスナヤツメもいました。

毎日エサをあげ、どの魚がどのように食べたかなど、当番を決めて日記をつけ観察しました。水そうにはカニが新しい仲間としてふえました。

みんなで話し合い、見に来た人が楽しめるくふうがいっぱいの学校水族館になりました。水そうの生きものを見る下級生たちに声をかけて説明したり、おりがみコーナーも大人気！予想以上の多くの人でにぎわいました。

なやんだり考えたりしながら、これまで力を合わせて飼育にチャレンジしてきたことを、11月の学習発表会で発表しました。