2019水みらいプロジェクト チャレンジ学校水族館
陽南小学校 東加積小学校 大沢野小学校
富山市立大沢野小学校

小さな命と出会い広がる自然への思い。

“学校水族館をつくろう”をテーマに、5年生が身近な自然や生きものにふれて、さまざまなことを学びました。協力して川の生きものをつかまえることから活動スタート。魚津水族館を見学してわかったことを、自分たちなりに生かして、楽しみながら学べる学校水族館をつくりました。見て知ったこと、育てて感じたことを伝え、環境や命への思いがさらに広がりました。

■生きもの採取

10月、たくさん生きものをつかまえようと、みんな元気よく学校近くを流れる油川へ行きました。岸がコンクリートでおおわれていて、川にすんでいる魚は少ないかも…?

魚津水族館
不破 光大 学芸員

やはり魚はちょっと少なく、昆虫が多いです。

魚をねらうのはむずかしいかと思われましたが、およそ1時間でカワヨシノボリやニシシマドジョウなど、いろいろな生きものをとることができました。

いえ〜い!

藤井 良浩 教諭

子どもたちがいきいきと魚をとっているのを見ると、いいなと思いますね。

渡利 哲朗 教諭

仲間と協力し合い自分を高めていく、そんな姿を期待しています。

■飼育

油川でとった生きものは学校の水そうに入れ、みんなで協力して世話をして大切に育てます。

魚たちを健康に、しっかり育てていきたいです。
魚が水そうになれるよう、もっと環境をよくしたい。

■魚津水族館へ

魚津水族館を見学して、学校水族館づくりのヒントをさがしました。飼育のたいへんさや見せ方のくふうなどがわかりました。

いろいろ見て学べる、とてもよい機会になりました。
魚がもともといた場所を再現できるようにがんばりたい。

■第1回学校水族館

第1回オープン日には多くの保護者が来てくださいました。よりよい第2回をめざして話し合いました。

保護者

家でも大沢野の身近な自然の話をしてくれますよ。

保護者

よくここまで調べたと思います。いい経験になったでしょうね。
クイズを出したら、来る人がもっと ふえるかも…
水そうの石の置き方に気をつけたい。

■第2回学校水族館

つかまえた魚を紹介する手作りパンフレットを用意して第2回のオープンです。見に来てくれたみんなは目をキラキラさせて楽しんでくれました。

おもしろかった!
楽しい~!
作った私たちも、すごくうれしかった!
みんなが楽しんでくれて、やってよかったと思いました。

渡利 哲朗 教諭

自分たちの思いを伝えようと、みんなほんとうによくがんばったと思います。

■発表会

油川の水や石を使って川の環境を再現するコーナーがふえた学校水族館。その見どころや魚それぞれの特徴など、劇やクイズで伝えました。

クイズの正解は…水族館に来てからのお楽しみに~!
え~~