2013水みらいプロジェクト チャレンジ学校水族館

あさひ野小学校 大久保小学校 古里小学校 大門小学校 富山大学人間発達科学部附属小学校 ジオパーク探検隊

●射水市立大門小学校

 

小さな命と出会い、わかれて、
やさしくなれた、強くなれた。

庄川下流の豊かな伏流水にめぐまれ水田が広がる射水市、大門小学校からは3年生4クラス154人が参加しました。毎年3年生がサケの飼育と放流にチャレンジしており、今年も3年生1人ひとりに3つぶのサケの卵がくばられました。それぞれ自分のペットボトルで卵をふ化させ、大切に育て、やがてむかえた放流の日。自分の子どものようにかわいがり、すくすく育ったち魚を庄川へかえしました。「さようなら」「元気で!」「がんばれー」…ち魚の旅だちをみおくりながら、わかれのさみしさと、いのちを愛するやさしさが、みんなの心をみたしているようでした。


大門小学校では3年生になると、総合的な学習の時間に、サケの飼育と放流にチャレンジして
水環境の大切さを学びます。

庄川左岸のやな場でサケのほかく作業や、つかみどりを体験しました。
いきおいよくはねるサケにおどろき、生命力に感動しました。

庄川沿岸漁業協同組合連合会 津田 智晴 主任
たぶん2週間後くらいには卵がふ化すると思います。
ふ化したら子どもたちに飼育してもらい、3月に放流することになります。

学校に800つぶのサケの卵がとどきました。卵に目が出た発眼卵です。
1人3つぶを自分のペットボトルに入れてもらい、日のあたらない北がわのベランダで飼育します。

加治 恵美子 教諭
子どもたちには、サケの卵を自分の子どものように、愛着をもって育ててほしいと思います。



かわいいサケの 赤ちゃんが生まれました!
元気でおよいでいます。うれしいな〜

魚津水族館 不破 光大 学芸員
元気に育っていますね!
栄養が入っているふくろは、まだ栄養がいっぱいだから、エサやりはまだ早いかな。問題はエサをあげはじめてから。そこからがたいへんです。


ふ化して3カ月ほどで、エサやりスタート。
じゅんちょうに成長しています。

いよいよ放流の日。大切に育てたち魚を母なる川・庄川へかえします。
元気で!と声をかけ、はるかなアラスカの海をめざすち魚をみおくりました。