
《 マリリン 》 1970年

《 スウィート・ドリームズ・ベイビー! 》 1966年(部分)

《 ROCI USA 》 1990年

《 モラトリアム 》 1969年(部分)
SCROLL DOWN
Joseluis Rupérez Collection
POPART : THE FAB4!
& 4 SPECIAL GUESTS
2024 10 / 26 sat → 12 / 15 sun
9:30~18:00(入館は17:30まで)
[休館日]
毎週水曜日
会場:富山県美術館
TOP掲載作品 〉 上から
アンディ・ウォーホル 《 マリリン・モンロー 》 1970年
ロイ・リキテンスタイン 《 スウィート・ドリームズ・ベイビー! 》 1966年(部分)
ロバート・ラウシェンバーグ 《 ROCI USA 》 1990年
ジャスパー・ジョーンズ 《 モラトリアム 》 1969年(部分)
Introduction 本展覧会について
世界有数の
ポップ・アート・コレクション
本邦初公開!
ポップ・アートは、報道写真、商業広告、量販品のパッケージ、著名人のポートレートなど、日常生活にありふれたモチーフやイメージを美術の中に取り入れ、1960年代のアメリカのアートシーンを席巻しました。
ロイ・リキテンスタイン(1923-1997)、アンディ・ウォーホル(1928-1987)、ロバート・ラウシェンバーグ(1925-2008)、ジャスパー・ジョーンズ(1930-)はポップ・アートを牽引した、アメリカを代表する作家たちです。彼らは戦争や社会問題が巻き起こっていた激動の時代において、ポピュラー・カルチャーやロック音楽との関わりを通じて、アートと社会の姿を変えていきました。
本展はスペイン出身のコレクター、ホセルイス・ルペレス氏のコレクションから、約120点の版画、ポスター、服飾を展示します。ルペレス氏のコレクションを通して、本展では同じ1960年代に脚光を浴びたザ・ビートルズになぞらえて「ザ・ファビュラス・フォー(FAB 4=素晴らしき4人)」と呼ぶ4人の作家の作品をメインに、時代を変えたポップ・アートの軌跡をご覧いただけます。
Highlight みどころ ・ 展覧会構成
PARTⅠ
The Change is Gonna Come
ポップ・アートが一番の盛り上がりを見せた1960年代のアメリカの社会や文化から作品を見ていきます。
ポップ・アートは1950年代半ばのイギリスを発祥とし、その後1960年代のアメリカで最盛を迎えた動向でした。商業広告や量販品のパッケージなど日常生活の中のイメージを取り込んだその鮮烈なヴィジュアルは、同時代の音楽や映画、ファッション、グラフィック・デザインに大きな衝撃を与えました。中でもウォーホルは、ローリング・ストーンズやヴェルヴェット・アンダーグラウンドなどロック・ミュージシャンたちのアートワークを数多く手がけ、反戦運動や公民権運動など社会運動が相次いで起こった1960年代以降の愛と平和を高らかに歌うロック音楽のアイコンを作り上げました。
そしてポップ・アートはファッションの域にまで及び、ポピュラー・カルチャーそのものを革新していきました。

《 レコード9点 》 1967 - 1986年

《ザ・スーパー・ドレス 》 1966年

《 LOVE 》 1967年
PARTⅡ
The FAB4
ポップ・アートの代表的な4名の作家を紹介し、
ポップ・アートの真髄に迫ります。
フルカラーコミックの一コマを一枚の絵画に仕立てたリキテンスタインと、マリリン・モンローのポートレートやキャンベル・スープ缶を繰り返し描くことで大量生産・大量消費社会のあり様を表現したウォーホルは、共にポップ・アートの最たる例を作り上げました。
その彼らの先駆けとなったのが、ラウシェンバーグとジョーンズでした。新聞や雑誌から採られた写真や広告をコラージュしたラウシェンバーグ。そして標的や国旗といった皆が知る記号や、筆立てやコートハンガーなどの日用品をモチーフにしたジョーンズ。この二人によって、日常生活にありふれたイメージを新たな意味に置き換え、誰もが分かる普遍的な表現を目指したポップ・アートが生まれていきました。

《 キスⅤ 》 1990年

《 牛 》 1971年

《 ダンテ『地獄篇』のためのドローイングより第20歌 》
1964年

《 2つの旗 》 1980年
PARTⅢ
4 Special Guests
ポップ・アートを担った他4名の作家を「特別ゲスト」として紹介し、ポップ・アートの広がりと作家同士のコラボレーションを見ていきます。
「LOVE」の単語を正方形に配置した作品で知られるロバート・インディアナ。ジェット機や自動車の断片的なイメージを組み合わせたジェームズ・ローゼンクイスト。精密に描写した日常生活の空間に抽象的な裸婦像を描いたトム・ウェッセルマン。日用品をモチーフとしながら筆跡を残す作風のジム・ダイン。
そして詩画集〈ワン・セント・ライフ〉は、ラウシェンバーグ、ウォーホル、リキテンスタイン、インディアナ、ダイン、ローゼンクイスト、ウェッセルマンたちがコラボレーションした唯一の作品で、ポップ・アートの多彩な表現とその精髄を伝えています。

《 HOPE 》 2008年

《 ジェームズ・ローゼンクイスト/
ルイス・D・ブランダイス判事
コンテナ・コーポレーション・オヴ・アメリカ 》1966年

《 喫煙者#8 》 1976年

《 マリリン・モンロー、
あなたのキスを愛する、永遠に、永遠に
(『ワン・セント・ライフ』より)》 1964年
Event イベント
ギャラリーツアー
担当学芸員が会場内で
本展の見どころをお話します。
- 日時
- 2025.9/20(土)
10/4(土)
10/18(土)14:00
~14:30
- 開始
集合場所 - 富山県美術館 2階 展示室4
(本展会場入口内すぐ)
参加自由 ※企画展観覧券が必要です。
TADアートレクチャー
ウォーホルとポップ・アート
―20世紀アメリカを映した鏡
- 日時
- 2025.
9/23(火・祝)14:00
~15:30
- 講師
- 宮下規久朗氏(神戸大学教授)
- 会場
- 富山県美術館 3階 ホール
※聴講自由・参加無料
オープンラボ
うつして つくる
ポップ・アートステッカーチラシなどから人の顔や文字などの輪郭をうつしとり、新たな色を付けて、自分だけのポップ・アートステッカーをつくります。
- 日時
- 2025.8/28(木)~
10/28(火)10:00
~12:00
14:00
~16:00
- 企画
- 平野 暉氏
(グラフィックデザイナー)
- 人数
- 6卓24名程度
- 対象
- こども~おとなまで
- 会場
- 富山県美術館 3階 アトリエ(ラボ)
参加無料
TADワークショップ
なぞって、くみあわせる?
わたしだけのカラフルポップ・アートチラシやポスターなどから文字や人の顔、動物などを透明シートに複数枚うつしとり、自分だけのオリジナル作品をつくります。
- 日時
- 2025.
9/15(月・祝)
①[子ども向け]10:30~12:00(約90分)
- 定員
- 6組12名
- 対象
- 小学生と
その保護者
②[大人向け]14:00~15:30(約90分)
- 定員
- 12名
- 対象
- 中学生
以上
- 講師
- 平野 暉氏
(グラフィックデザイナー)
- 会場
- 富山県美術館 3階 アトリエ
■申込方法:電子フォーム
■申込期間:2025年8月16日(土)~8月28日(木)
■当選通知:2025年8月31日(日)
※当選者のみメールで通知
■参加無料
Outline 開催概要
会期 | 2025年9月6日(土)~10月26日(日) | ||||||||
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会場 | 富山県美術館 〒930-0806 富山市木場町3-20 Tel 076-431-2711 Fax 076-431-2712 Toyama Prefectural Museumof Art and Design: 3-20 Kiba-machi, Toyama City, Toyama, 930-0806 Tel +81 76 431 2711 |
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開館時間 | 9:30~18:00(入館は17:30まで) | ||||||||
休館日 | 休館日/毎週水曜日 | ||||||||
観覧料 |
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前売り券販売所 (会期前日まで販売) |
富山県美術館、富山県水墨美術館、アーツナビ、公式オンラインチケット、ローソンチケット(Lコード:52358)、チケットぴあ(Pコード:687-285) | ||||||||
主催 | 富山県、ポップ・アート展実行委員会(富山県美術館、富山テレビ放送) | ||||||||
後援 | アメリカ大使館、スペイン大使館、北日本新聞社 | ||||||||
協賛 | 島大証券、立山科学グループ、トヨタモビリティ富山、MAE(五十音順) | ||||||||
協力 | 日本航空 | ||||||||
企画協力 | ブレーントラスト |