番組審議会概要
富山テレビでは、放送番組の適正を図るため番組審議会を置き、番組等に関して委員の意見をお聞きしています。また、「BBTスクランブル」(今月は22日(日)あさ5:05~5:15)内で、番組審議会の様子をお伝えしています。
今回の審議番組 (令和6年12月12日開催)
BBTドキュメンタリーズ「復興とアイス ~創業90年 伏木の冷菓店~」
令和6年10月26日(金) 午後4時55分~5時25分
高岡市伏木で90年続く、アイスモナカが名物の冷菓店を描くドキュメンタリー。
冷菓店は令和6年1月の能登半島地震による液状化で建物が傾き、取り壊しを迫られることになりました。取り壊し前の最後の営業となったこの夏、地震で客足が減るのではないかという店主の心配をよそに、多くの人が訪れ、美味しそうにアイスモナカを味わいます。店主はお客さんの期待に応えたいと、店主は自費での建て替えを決意し、次の一歩を踏み出しました。
出席委員(敬称略)
委員長 :松田英昭
副委員長 :岡本有紀子・加古佳子
委員 :河上めぐみ・石﨑大善・髙野吉寿・林政義・山本善裕・藤井公嗣
BBT出席者
中西代表取締役社長・滝澤代表取締役副社長・石田取締役・小島報道制作局次長・斎藤ディレクター・伊藤編成部副部長・砂原編成局長兼番組審議会事務局長
感想
- 地元の高岡市伏木を愛する店主の気持ちが伝わり、また、地元で愛されていることが良くわかった。
- 30年前にBBTが店を取材した映像が織り込まれており、時代の流れを感じさせた。
- 能登半島地震の影響で伏木地区から転出者がかなりの数に上っている事に驚いた。
意見
- 取材者のどんな質問に対し、この答えが返ってきたのか気になる所があった。
- 素手の作業がコロナ禍を経た今では気になる視聴者もいたのではないか。番組制作上、うまく描く方法はなかったか。
- ドキュメンタリーとして何を伝えたいのかもう少し明確にすべきだったのではないか。