番組審議会概要

富山テレビでは、放送番組の適正を図るため番組審議会を置き、番組等に関して委員の意見をお聞きしています。また、「BBTスクランブル」(今月は最終日曜あさ5:05~5:15)内で、番組審議会の様子をお伝えしています。


今回の審議番組 (令和3年10月14日開催)

令和3年9月2日(木)17時48分~19時00分

「ライブBBT」


「ライブBBT」は、午後3時40分から午後7時まで、毎日3時間を超える生放送で、全国と富山のニュースをお伝えしています。
9月2日の放送は、「第5波」真っただ中、新型コロナの感染者が爆発的に増えていた状況から、最新の感染者情報を中心に、特集ではコロナと奮闘する人の生の声にこだわり番組を構成。
シリーズで放送した「第5波を乗り切るために」は、実際に新型コロナに感染した人の体験談や、逼迫する医療現場内部への取材など、独自の映像にこだわり、視聴者に向けての注意喚起を行いました。審査番組に登場した取材対象者の女性は、夫が感染しホテル療養になり、その後、幼いこども2人の感染も分かる中、自身は陰性で妊娠初期。
感染を覚悟で、子育てと看病に奮闘するという、生の声を伝えました。


出席委員(敬称略)

委員長 :伊東潤一郎
副委員長:松田英昭
委員  :加古佳子・河上めぐみ・ 塩谷誓勝・宮窪大作
※石﨑大善・岡本有紀子・藤井努(書面出席)

BBT出席者

中西代表取締役社長・滝澤代表取締役専務・石田取締役業務局長・砂原報道制作局長・小島報道制作局次長兼報道制作部長・多田デスク・四津谷番組審議会事務局長


感想

  • 全国ニュースでの池袋暴走事故判決について、妻と娘さんを亡くした松永さんの言葉は大変重く、高齢者の免許返納など、社会に大きな影響を与えた。メディアの役割は改めて大きい感じた。高齢者が運転する事故は富山でも多く、他人ごとではない。自動運転化と公共交通網の拡充も取り組んでいかなければならない課題だと感 じた。
  • 放送のあった9月2日は富山県がまん延防止等重点措置適用期間であり、シリーズ企画「第5波を乗り切るために」は県民のニーズに応える内容で、良かった。感染した家族が孤立する厳しい状況が分かり、万が一、自分に起こった時はどのように対応すべきか、考えるきっかけになった。

意見

  • 全国ニュースではコメンテーターがいて、色々な視点で意見を言っているが、ローカルニュースでもコメンテーターがいても良いと感じた。
  • 全国ニュースで池袋暴走事故を扱っていたので、ローカル部分では、県内での高齢者事故発生の傾向や詳細なデータなどを紹介すれば、県民がより私事として感じるのでは。
  • ジュニアスポーツコンサルタントを扱ったニュースで、新たな取り組みが始まっている事は分かったが、コンサルタントの湯浅さんがどうしてコンサルタントを始めるようになったかなどのキッカケが知りたかった。より「人」に焦点を当てる視点もあれば、理解が進んだのでは。
  • ニュースアプリで展開しているのであれば、番組内でQRコードを出す工夫も必要。