番組審議会概要

富山テレビでは、放送番組の適正を図るため番組審議会を置き、番組等に関して委員の意見をお聞きしています。 また、「BBTスクランブル」(今月は最終日曜あさ5:05~5:15)内で、番組審議会の様子をお伝えしています。


今回の審議番組 (2020年11月12日開催)

令和2年10月30日(金)19時00分~20時00分

「BBTスぺシャル ワンチームへの誓い~激動の選挙戦を振り返る~」


今回の県知事選挙は、72年ぶりの女性候補、そして、半世紀ぶりの保守分裂とあって注目が集まりました。投票率は60.67%と前回、過去最低となった4年前をおよそ25ポイント上回りました。6割を超えたのは衆院選と同日選だった1996年以来24年ぶりでした。
当初は、横一線の大激戦と言われていましたが、最終的には、新田さんが6万票以上の差をつけて勝利。番組ではその新田さんに生出演していただき、激動の選挙戦を振り返るとともに、知事として、どんな富山をつくっていきたいのかを伺いました。
まずは、選挙戦をドキュメントで振り返りました。新田さんの出馬表明から、毎日続けていた街頭演説、そして派手な演出が記憶に新しい総決起大会に、当選の瞬間まで。なかでも、推薦の行方をめぐり、割れる自民党県連の様子を詳しく伝え、現職だった石井さんに推薦が決定した際の気持ちを新田さんに聞きました。


出席委員(敬称略)

委員長 :伊東潤一郎
副委員長:浅野端・松田英昭
委員  :岡本有紀子・加古佳子・石﨑大善(リポート出席)・塩谷誓勝・藤井努(リポート出席)・宮窪大作


BBT出席者

中西代表取締役社長・前田代表取締役副社長・飯野常務取締役業務局長・奥田常務取締役報道制作局長・四津谷報道制作局次長・日高ディレクター・蟹谷番組審議会事務局長


感想

  • 県政にこれだけ県民が興味を持つということがなかっただけに、選挙直後にまとめ、番組制作をして放送したことに敬意を表したい。
  • 投開票日から放送日まであまり日が無い中にも拘わらず、様々な要素が盛り込まれ、とてもわかりやすくまとめられていた。
  • 県民の質問に対して新知事が「生」で答える構成、演出がよかった。

意見

  • 様々な出来事が起こったタイミングの時系列がわかりにくかった。
  • 投票率が高く、若い人の関心度も上がっているので、「民間・官僚」「保守分裂」「ノーサイドの精神」などの言葉や背景をもっとわかりやすく解説するべきでったのではないか。
  • ゲスト参加は石阪先生が適切だったが、富山にゆかりのある、ローカルな話題を提供できる人でもよかったのではないか。
  • もう少し長い放送時間でもっと掘り下げた内容にしてもよかったのではないか。
  • もっと県政での具体性のある発言を引き出して欲しかった。
  • これから深くインタビューしようという相手に“花束を渡す”というのは、公平公正という点で問題はないのか気になった。
  • 就任前の番組内で「新知事」という呼び方はどうなのかと感じた。
  • 番組で放送しきれなかったインタビューは、ネット等で公開してはどうか。
  • 19時もいい時間だが、少しでも多くの方に見てもらうのに、当日深夜等で再放送してもよかったのではないか。