番組審議会

富山テレビでは、放送番組の適正を図るため番組審議会を置き、番組等に関して委員の意見をお聞きしています。
また、「BBTスクランブル」(今月は27日金曜日あさ4:35~4:45)内で、番組審議会の様子をお伝えしています。

今回の審議番組 (5月12日開催)

・平成28年4月21日(木)放送 18時14分~55分 「みんなのニュース「BBTチャンネル8」
この日の「みんなのニュース BBTチャンネル8」でのトップ項目は、今年度、県が新たに品種登録を目指すコメの栽培が始まったニュースを取り上げました。
夏の高温障害で県産米の品質低下が叫ばれるなか、県が15年前から続けてきた高温に強い品種の開発が佳境となり、この日の種まきの様子を取材したうえで、県の担当者に現状や今後の展望を聞きました。
また、県内のものづくり企業が共同で航空機部品の受注を図る組織が発足したニュースでは、国産の小型ジェット機の実用化が秒読み段階となるなど、今後、大幅な需要拡大が見込まれる航空機産業に対する県内企業の期待感を紹介しました。
一方、この日は、熊本地震の発生から1週間で、FNNの取材団の一員として被災地に入っていたBBTの記者がボランティアセンターの開設を初めとした現地の様子をリポートしたほか、県内のスーパーで、トマトなど熊本産の野菜の入荷が遅れている影響を伝えました。
さらに、特集では、少子化対策を取り上げました。県内では立山町が取り組む子育ての財政支援策を紹介したほか、全国的な先進事例として、島根県の邑南町をBBTのクルーが直接取材し、富山の視点で少子化対策に求められるポイントを探りました。

出席委員

委員長:野原 一司
副委員長:伊東 潤一郎
委員:園 博昭、浅野 端、岡本 倫子、松田 英昭、加古 佳子、長田 拓哉
※敬称略

BBT出席者

中西社長・前田専務・飯野取締役報道制作局長・滝澤取締役業務局長・堀田報道制作部長・福島報道制作副部長・寺崎事務局長

《感想》
・木曜特報では少子化対策での県外での成功例が紹介されていてよかった。
・番組宣伝でこの企画を知り、見たいと感じた。
・邑南町(おうなんちょう)の合計特殊出生率が過去4年間で波打っているのが気になった。
・MRJに対し、富山のモノづくりの可能性を感じ、期待が高まった。
・県内でMRJに参画している企業が6社と言いながら3社しかテロップが出ていなかったのが気になった。
・コメの新品種の開発の大変さがよくわかった。
・コメの品種改良のニュースでは味の遺伝子が解明されていないことを初めて知った。

《意見》
・品種改良はイネとイネを掛け合わせるのであって遺伝子と遺伝子ではないはず。画像に説明不足を感じ、遺伝子組み換えとも捉え
 られかねないように気を付けてほしい。
・16系統や3系統など専門用語がわからなかった。
・品種改良が必要な背景を説明してほしい。
・新品種の登録はどのようにするのか、登録することで、どのように生活が変わるのかを知りたい。
・木曜特報は20分もあったが、長すぎるのではないか?
・合計特殊出生率の持つ意味を詳しく伝えてほしかった。
・「県外から移住する人も少なくない」とあるが、具体的な他の例や数字がほしい。
・熊本の震災のニュースでは富山のボランティアの様子などがあればよかった。