番組審議会

富山テレビでは、放送番組の適正を図るため番組審議会を置き、番組等に関して委員の意見をお聞きしています。
また、「BBTスクランブル」(今月は25日日曜日 あさ5:20~5:30)内で、番組審議会の様子をお伝えしています。

今回の審議番組 (1月15日開催)

・平成27年1月4日(日)12時00分~13時45分
 BBT開局45周年記念特別番組 BBTスーパーニュース シリーズ適応の時代 新幹線時代に適応せよ!

この番組は、様々な社会変化にどう対応していくかを探るBBTスーパーニュースの年間キャンペーン、シリーズ『適応の時代』の第4弾として放送したものです。
テーマは、3月14日に開業が迫った北陸新幹線、その効果をいかに高めていくかです。
スタジオには、新幹線とまちづくりに詳しい日本総合研究所の主席研究員、藻谷浩介さん、新幹線の開業と同時にJRから並行在来線の運営を引き継ぐあいの風とやま鉄道の市井正之社長、そして、新幹線で結ばれる東京から黒部へ本社機能の一部移転を進めるYKKの吉田忠裕会長など5人のゲストを招きました。
北陸新幹線の運行概要や沿線観光の魅力、観光客誘致に向けた動きや経済界の動向などを紹介しながら、課題とそれを乗り越えるための具体的な手立てなどスタジオゲストが意見を出し合い、その内容を1時間45分にまとめ、開業目前の新春特別番組として新幹線時代を展望しました。

出席委員

委員長:西田 洋子
副委員長:伊東 潤一郎・野原 一司
委員:浅野 端・岡本 倫子・可西 晴香
※敬称略

BBT出席者

武蔵社長・太田代表・尚和副社長・奥田取締役報道制作局長・前谷プロデューサー・砂原編成部長・福島ディレクター・飯野取締役番組審議会事務局長

《感想》
・北陸新幹線に対するわくわく感が伝わる番組だった。
・固い内容かと思って見たが、立川志の輔師匠の話から始まりお正月番組らしさが出ていた。
・YKK吉田会長、藻谷浩介氏、北村森氏3人のスタジオゲストそれぞれ特徴があり、うまくかみ合っていて良かった。
・北陸新幹線を機にYKKの本社機能の一部を黒部に移す取り組みやパッシブタウン構想は素晴らしいと感じた。
・吉村、矢野二人の司会者はゲストから県民が知りたいことをうまく聞き出していて良かった。
・番組の途中に出ているスーパーテロップの出し方が工夫されていて、会話の内容がわかりやすかった。
《意見》
・内容が盛りだくさんすぎて一番伝えたいことが見え難くかった。
・基本的な情報は大事だが、すでに新聞等で紹介されている内容が多いと感じた。
・2年目のジンクスという話が何度かでてきたが、過去の失敗例を具体的に紹介して今後どうしたらいいか知りたいと思った。
・県外の観光客を呼ぶために、県外の人が見た富山の魅力を具体的に紹介して欲しかった。
・ストーリーがちぐはぐな部分が何か所か見受けられた。
・長野や糸魚川の観光が紹介されていたが、本当に北陸新幹線を利用して行くようになるのか疑問に思う。
・立川志の輔師匠をもっとうまく使ったほうがいいと思う。