矢野 美沙 yano misa
2023/02/03
こどものミカタ
中学時代の恩師のことを最近ふと思い出すときがあります。
2年生のときの担任で、30代半ばくらいの男の先生でした。
一言でいえばワイルド!
柔道部の顧問をしていて体も声も大きく、怒るとおっかない。
でもすごく親身になって話を聞いてくれました。
当時は連絡帳のようなものがあって、
そこに毎日3行日記を書いて提出していました。
あるとき、クラスメイトから影口を叩かれていることに気づき落ち込んで、
「ひっそり我慢していようかな」なんて書いたことがありました。
それに対して先生は何か察したのか、
赤ペンで力強く一言メッセージをくれました。
「もったいない!人生一度きりや!周りは気にするな!!」
そのあとも気にかけてくれて
何度か面談をしてもらったように記憶しています。
先生のおかげで浮上できました。
今どちらにいらっしゃるかなあ…この場をお借りして感謝申し上げます。
先生、ありがとうございました。
心から信頼できる「味方」の存在は救いになりますよね。
特に子供にとっては
その後の人生を大きく左右することもあるんじゃないかと思います。
いま子供たちがどんな風に大人や社会を見ているのか。
悩みを抱える子供たちに寄り添う人はどんな思いでいるのか…
「見方」と「味方」について考えるシリーズ企画、
「こどものミカタ」が今月からライブBBTでスタートしました。
年間を通してさまざまな課題を取り上げていけたらと思います。
大変遅ればせながら
2023年も「ライブBBT」をどうぞよろしくお願いします。