中田 彩 nakada aya
2022/08/02
球児たちの夏
蒸し暑い日々が続いていますね。
8月1日に神通川で行われた3年ぶりの花火大会は、同期と会社のベランダからみました。
小さい頃から毎年行っていた花火大会なので、withコロナ時代の久しぶりの開催をとても嬉しく思いました。
BBTのベランダは特等席で、ちょうど真正面で大きな花火を眺めながら、富山の夏はいいなぁと改めて感じました。
花火大会のほかにも、夏といえば私は七夕まつり、投網、大相撲観戦…など楽しい情景が沢山思い浮かびますが、
甲子園を目指して奮闘する球児たちにとっては、それぞれが3年間の思いをかけて臨む特別な季節だと思います。
8月2日、5大会連続で甲子園に出場する高岡商業高校の壮行会の取材に行ってきました。
県大会の激闘を制した選手たちの鋭いまなざしが印象的でしたが、応援部によるエールも心に残りました。
高岡商業高校の応援部員は珍しく全員女子生徒で、学ランを着て迫力のある声でエールを送っていて、見ていた私まで勇気をもらいました。
私も高校時代、県大会の期間中野球部のチアリーダーをしていましたが、応援する楽しさを思い出しました。
高商ナインには、エールを力に変えて県内42チームの思いを胸に頑張ってほしいと思います。
またこの夏、入社して初めて高校野球の取材に携わり、
大会前の富山第一高校の特集取材のほか、県大会の組み合わせ抽選会、開会式、ベスト16以降の各試合など多くの現場に行き、
様々な球児たちの姿を目にしました。
先の見えないコロナ禍の3年間共に練習に励んできたバッテリーの絆、
勝利し喜びを分かち合う選手たちの満面の笑顔、
ライバルに敗れ悔し涙を流す姿など、様々な球児たちの姿がありました。
県内でたった1校の甲子園出場校を決める勝負の世界ですが、
結果以上に、最後の1球まで諦めない選手たちの姿勢は見ている人に多くのことを伝えていると思います。
8月6日からいよいよ夏の甲子園が開幕します。
県内42チームの思いを胸に最後まで全力で闘い抜いてほしいです。