番組審議会概要

富山テレビでは、放送番組の適正を図るため番組審議会を置き、番組等に関して委員の意見をお聞きしています。また、「BBTスクランブル」(今月は最終日曜あさ5:05~5:15)内で、番組審議会の様子をお伝えしています。


今回の審議番組 (令和5年11月9日開催)

令和5年9月30日(土) 夕方4時55分~5時25分

BBTドキュメンタリーズ「雲上の社~立山・雄山神社の夏~」


今年の夏、立山・雄山山頂にある神社を訪れる人々を取材した。
立山への思い、山を目指す理由を尋ねると、そこにはそれぞれの物語があった。
また、神社の宮司や、神職の日々を取材すると、代々受け継がれている「ある覚悟」をこめた言葉が返ってきた。

北アルプス立山、標高3003メートルの短い夏を描く。


出席委員(敬称略)

委員長 :松田英昭

副委員長:宮窪大作

委員  :加古佳子・髙野吉寿・林政義


BBT出席者

中西代表取締役社長・滝澤代表取締役専務・石田取締役業務局長・堀田報道制作局長・矢野ディレクター・砂原番組審議会事務局長


感想

  • 立山・雄山山頂が舞台になったことで、山頂から見た富山平野の夜景や、グロッケン現象、満天の星空を見る事ができた。登山するだけでは中々見られない光景で、あっという間の30分だった。
  • 雄山山頂を訪れる人にマイクをむけて話をきくことで、群像劇を描く事が出来ていた。ナレーションも落ち着いていた。
  • オープニングの映像が印象に残った。様々な角度から夜明けを迎える映像だったが、逆に山頂付近が包まれる暗闇が際立ったと思う。
  • 山頂の峰本社に10人が寝泊まりしている事を初めて知った。「山に生まれ、山で死んでいく」という佐伯さんの言葉が胸に残った。

意見

  • ナレーションで「登山者が何を思い、ここを訪れているのか」と語っていたが、その結論や答えを読み取ることができなかった。
  • 登山者の中で「全国の一之宮(いちのみや)を回っている」という人がいたが、どうして雄山神社を訪れるのか、知識が追い付かなかった。