番組審議会概要

富山テレビでは、放送番組の適正を図るため番組審議会を置き、番組等に関して委員の意見をお聞きしています。また、「BBTスクランブル」(今月は最終日曜あさ5:05~5:15)内で、番組審議会の様子をお伝えしています。


今回の審議番組 (令和4年9月8日開催)

令和4年7月2日(土)10時25分~10時55分

「変異した日常~新型コロナウイルスとこども~」


新型コロナの感染拡大から、3年目を迎えた今年の夏。
教育現場では熱中症予防のためにマスクを外しても良いとされる場面が増えました。
しかし、そこには、マスクを外したくても外せない子どもたちが・・・。
長期化するコロナ禍で、子どもたちに異変が起こり始めていました。


出席委員(敬称略)

委員長 :伊東潤一郎
委員  :加古佳子・塩谷誓勝・宮窪大作・河上めぐみ
※リポート出席:岡本有紀子・石﨑大善・藤井努
※欠席:松田副委員長


BBT出席者

中西代表取締役社長・滝澤代表取締役専務・奥田常務取締役・石田取締役業務局長・砂原報道制作局長・吉村副部長・伊藤ディレクター・四津谷番組審議会事務局長


感想

  • 番組では「マスク」を外す事にためらいを持つ生徒のインタビューもあり、子供たちに「ウィズコロナ」の生活が浸透し、「普通」、「常識」になってきている事を改めて感じた。
  • 富大附属病院種市先生が訴える、子供たちの為には「新しい生活様式」を常態化するのではなく、「日常を取り戻すことが重要」という意見は、印象に残った。

意見

  • コロナ禍で、給食の残食率が増えているというデータを紹介したが、その原因に関する情報が無く、疑問が残った。
  • データは数字だけではなく、グラフにするなど工夫したほうが、より視聴者に伝わりやすいと感じた。
  • 子供たちの人間関係を構築する力、ひきこもりや不登校率の上昇も心配され、これから顕在化していく子供たちへの影響を継続取材して欲しい。

《2023年富山テレビ放送基準改正に関する諮問及び改正内容の説明》