番組審議会概要

富山テレビでは、放送番組の適正を図るため番組審議会を置き、番組等に関して委員の意見をお聞きしています。また、「BBTスクランブル」(今月は最終日曜あさ5:05~5:15)内で、番組審議会の様子をお伝えしています。


今回の審議番組 (令和4年7月8日開催)

令和4年6月4・11・18日(土)16時55分~17時25分

「富山県移住推進大臣 東野幸治」


今回の番組はTVerなど、インターネットでの全国配信を想定し、制作しました。富山県の魅力を発信するため、「富山県移住推進大臣」という設定で東野幸治さんを起用。お寿司・キャンプ・蜃気楼・山小屋など、各分野に精通する個性派の県民が登場し、東野さんに富山の魅力をプレゼンする内容でした。スタジオに設置した「幸治心の声」ボタンは、単調になりがちなスタジオ展開に変化を持たせ、効果的に笑いを取る仕掛けとして、活用しました。


出席委員(敬称略)

委員長 :伊東潤一郎
委員  :岡本有紀子・加古佳子・宮窪大作・河上めぐみ
※リポート出席:松田副委員長・石﨑大善・塩谷誓勝・藤井努


BBT出席者

中西代表取締役社長・滝澤代表取締役専務・奥田常務取締役・石田取締役業務局長・ 砂原報道制作局長・吉村副部長・江本ディレクター・四津谷番組審議会事務局長


感想

  • 東野幸治さんの進行は、出演した6人の富山県民の面白さを上手く引き出しており、出演者のミスを笑いに変えるテクニックはさすがだと感じた。
  • 番組の中に登場した「心の声」のボタンは、東野さんが上手く活用していて、クセになる面白さだった。
  • 30分を3回シリーズで制作したのはテンポが良く、飽きずに見ることが出来た。収録後の出演者の感想や本音が挿入されていたのも良かった。
  • スタジオのスタッフの笑い声が自然で、収録が盛り上がっているのが感じられ良かった。

意見

  • 番組自体が誰に向けて制作されたのかが分かりにくかった。移住を進める目的で、県外の人向けか、富山の人に富山の良さを再発見してもらう番組か、基本的なところが疑問だった。
  • おすし屋さんのご主人の見た目について、怖い人のイメージを表現するのに「反社会勢力」という言葉を使ったのは、行き過ぎていたのではないか。
  • 富山県に移住を推進するのであれば、「住」のトピックスがなかったのは残念。次回もし、特集するのであれば、住みます芸人の吉田サラダさんをリポーターにして、地元氷見で物件を紹介したりしても良いのでは。