番組審議会概要

富山テレビでは、放送番組の適正を図るため番組審議会を置き、番組等に関して委員の意見をお聞きしています。また、「BBTスクランブル」(今月は最終日曜あさ5:05~5:15)内で、番組審議会の様子をお伝えしています。


今回の審議番組 (令和4年1月13日開催)

令和4年1月1日(土) 12時00分~13時30分

「アッパレ富山!おめでTimes」


この番組は、暗い話題に埋もれがちだった富山の明るい話題にスポットを当て、深掘りする「ニュース風バラエティ」番組。MCには、キャイーンの天野ひろゆきさん、コメンテーターに、モーリー・ロバートソンさん、中井りかさん、ボンボンTV、クマムシなど、富山にゆかりのあるメンバーが出演しています。
番組では、伝統工芸の井波彫刻で作られた獅子ギターの話題や、高岡の町工場が手掛けた腹筋ローラー、温浴業界の盛り上げに奮起する人々、また、宿泊業のユニークな挑戦、全国に誇るミニカー製造企業など、コロナ禍の中でも、新しい発想・アイデアで前向きに取り組む人や企業にスポットを当て、ユーモアを交えながら紹介しました。
我慢の生活を強いられる中で、「富山の魅力や可能性を再発見し、様々な人が手を取り合い、共に前に進むことでコロナ禍を乗り越えていける」そんなメッセージが込められています。


出席委員(敬称略)

委員長 :伊東潤一郎
副委員長:松田英昭
委員  :岡本有紀子・加古佳子・石﨑大善・塩谷誓勝・宮窪大作・河上めぐみ
※藤井努(書面出席)

BBT出席者

中西代表取締役社長・滝澤代表取締役専務・石田取締役業務局長・奥田常務取締役・吉村報道制作局報道制作部副部長・井上ディレクター・四津谷番組審議会事務局長


感想

  • コロナ禍、県内の明るい話題や県民の新しい挑戦を特集しており、勇気づけられ、最後まで興味深く見ることが出来た。
  • 司会の天野ひろゆきさん、ゲストのモーリー・ロバートソンさんのテンションが高く、出演者自身が楽しんで、スタジオが盛り上がっている事が感じられた。
  • 商品を体験したり、開発した企業の社長が出演し、エピソードを説明しており、ニュースをより理解することが出来た。
  • 番組冒頭に5つのトピックスを短く紹介していて、期待感が持て、分かりやすかった。
  • 特集されたニュースの追加取材で、東京の老舗料亭や京都のスーパー銭湯も取材するなど、視聴者が知りたい部分をしっかりと伝えていた。

意見

  • 番組のタイトルが「アッパレ富山!おめでTimes」だったが、タイトルからは中身がなかなか想像できなかった。もう少し、内容が分かるタイトルが付けが良かった。
  • 井波彫刻のギターを飾っていた料亭のお客さんの反応や「温泉ガチャ」を引いたお客さんの感想があれば、より番組に面白さがでたのでは。
  • 特集した商品を「価格」という切り口で紹介すれば面白く出来たのではないか。「腹筋ローラー」は、かなりの時間とコスト、企業の技術力が詰め込まれており、価格に換算することで視聴者に新たな見方を示せたのでは。「タケオカ自動車」の「一人用のミニカー」も、価格表記が無く、いくらなのか気になった。
  • セットが少し地味に感じた。衣装も含め、もう少し、正月らしい演出があっても良かったのではないか。