番組審議会

富山テレビでは、放送番組の適正を図るため番組審議会を置き、番組等に関して委員の意見をお聞きしています。
また、「BBTスクランブル」(今月は最終日曜あさ5:05~5:15)内で、番組審議会の様子をお伝えしています。

今回の審議番組 (令和元年11月14日開催)

・令和元年10月8日(火)19時00分~20時00分 「BBTスペシャル シアター・オリンピックス ~演劇は国境を越えて~」
「BBTスペシャル シアター・オリンピックス ~演劇は国境を越えて~」は、8月23日から1か月間にわたり、南砺市利賀村と黒部市で開かれた国際的な舞台芸術の祭典、シアター・オリンピックスの模様を綴った特別番組です。
国内では20年ぶり、県内では初めての開催で、「架け橋を創る」をテーマに16の国と地域の演出家による演劇あわせて30作品64公演が行われました。
番組では、県内はもとより国内、世界から訪れたおよそ2万人が魅了された舞台芸術作品と演劇祭の魅力を美しい映像で伝えました。
また、会場の一つとなった南砺市利賀村を拠点に40年以上にわたって演劇活動を続けてきた日本を代表する演出家、鈴木忠志さんや、鈴木さん率いる劇団SCOTで日々、訓練に励む団員のインタビューを通して演劇が持つ力やシアター・オリンピックスの意義を様々な角度から紹介しました。

出席委員

委員長 :野原一司
副委員長:伊東潤一郎
委員  :可西晴香・岡本有紀子・加古佳子・長田拓哉・松田英昭・水野弘一
※敬称略

欠席委員

浅野端
※敬称略

BBT出席者

中西代表取締役社長・前田代表取締役副社長・飯野常務取締役業務局長・奥田常務取締役報道制作局長・四津谷報道制作局次長・福島副部長・蟹谷番組審議会事務局長

《感想》
・舞台の様子が臨場感ある素晴らしい映像で表現され、迫力を強く感じてよかった。
・演劇人たちのインパクトが強く、言葉ではない、パワーが伝わるものを感じさせてもらえた。
・様々な演劇の“さわり”を見せてもらえて、初めて見る人にとってもありがたい番組だった。
・たくさんのインタビューが吹替ではなく、その人たちの声を活かして字幕で表現されてよかった。
・時代や国、民族を越えて「架け橋を創る」という番組が掲げたテーマが終始貫かれていた。
・公演が始まる前に是非見たかった番組。次回の公演があるならきっと利賀に足を運びたいと思った。

《意見》
・黒部の会場のシーンが短く入っただけだったので、中途半端に感じた。
・演出家や俳優の声、表情をたくさん見られてよかったが、それ以外の裏方の様子や声をもっと見たく聞きたかった。
・鈴木忠志さんの足跡を、別の機会でいいので、まとめて見たいと感じた。