番組審議会

富山テレビでは、放送番組の適正を図るため番組審議会を置き、番組等に関して委員の意見をお聞きしています。
また、「BBTスクランブル」(今月は28日 日曜日あさ5:10~5:20)内で、番組審議会の様子をお伝えしています。

今回の審議番組 (平成30年1月18日開催)

・平成30年1月2日(火)6時00分~7時30分 BBT環境キャンペーン「イマエコ」SP『未来につなぐエコライフ』
地球規模で深刻化する「温暖化」。私たちの生活にも徐々に影響が及び始めています。後世にどんな地球を残して、受け継いでいくのか・・・。それは、今を生きる私たち一人ひとりの選択に委ねられています。
環境に配慮しつつ、経済の安定を実現するために、今できること、今始めることは、何でしょうか・・・。
この番組では、最先端技術や、先進的な自治体の取り組み、県民のエコ生活、昔ながらの生活を取材する中で、持続可能な新しいライフスタイルを見出します。そこには慎ましく、さりげなく、自然を慈しみ、人を思いやる、そんな富山県人の「エコ」に暮らすためのヒントがありました。

出席委員

委員長:野原 一司
副委員長:伊東 潤一郎
委員:可西 晴香・浅野 端・園 博昭・岡本 有紀子・長田 拓哉・加古 佳子
※敬称略

BBT出席者

中西代表取締役社長・前田代表取締役専務・飯野常務取締役報道制作局長・前田取締役業務局長・徳中報道制作部長・日高ディレクター・寺崎事務局長

《感想》
・正月にエコを考える意識の高まるいい番組だった。特にモーリーさんのコメントがとてもよかった。
・エコと技術革新が切っても切れない関係であることがよくわかった。またラップを使って、イチゴの鮮度を実験する部分も
 説得力があってよかった。
・「サルベージパーティ」でエコを楽しむ考え方が新鮮で、わくわく感があった。
・手つかずのまま捨てられる食品の多さに驚いた。特に富山県民一人当たり、一日おにぎり一個を捨てているという現実には
 ショッキングだった。
・富山テレビが環境キャンペーン「イマエコ」を展開し、正月からエコについての特別番組を放送する姿勢に敬意を表したい。

《意見》
・取材をしたインドネシアの村に本当に明かりがないのか、言い過ぎなのではないか?
・コメンテーターに毎回コメントをもらっていたが、得意不得意分野があり、中には背伸びをして発言している部分も見受けられた。
・リユースの達人といわれる人の家から71点もの洋服が出てきたことに違和感を覚えた。多すぎるのでは。
・サルベージする食材の料理人は、東京のシェフではなく、富山のシェフはいなかったのか?
・小水力発電は1日4回もメンテナンスをしなければならないのか?また清掃している姿が危険に感じた。
・東北大学の教授が「資源はこれから使えなくなる」とおっしゃっていたが、どういうことなのかわかりにくかった。
・電気の買い取り単価がいつの時期のものかなど、数字をもっと大事に扱ってほしかった。
・セルロースナノファイバーが何に使われているのかよくわからなかった。