番組審議会

富山テレビでは、放送番組の適正を図るため番組審議会を置き、番組等に関して委員の意見をお聞きしています。
また、「BBTスクランブル」(今月は31日日曜日 あさ5:20~5:30)内で、番組審議会の様子をお伝えしています。

今回の審議番組 (5月14日開催)

・平成27年4月20日(月)16時30分~17時00分、18時15分~55分 みんなのニュース「BBTチャンネル8」
・平成27年4月1日(水)、10日(金)17時20分~25分 「みんなのふるさと」
北陸新幹線開業からおよそ1か月が経った、この日のトップニュースは、富山駅周辺の鉄道在来線を高架化する「連続立体交差事業」についての話題でした。線路の切り替え作業に、一番列車が発車するまでのドキュメント生中継で富山駅の表情を伝えたほか、高架化に伴う、駅の変化や利便性について紹介しました。
その他、新幹線開業に伴う高岡市の新しい周遊バスの誕生や同じく高岡市の旧町名復活の話題、県立近代美術館の再入札についてなど当日あった県内の主な話題を取り上げました。
特集は、今年からシリーズ企画としてスタートした「R65+」(アールろくじゅうごプラス)です。日本が超高齢社会を迎えたいま、65歳からをプラスに、前向きに生きるにはどうすれば良いのか…そのカギを探ろうというのがこの企画テーマです。
シリーズ初回のこの日は、経験を生かして家事代行サービスで活躍する65歳以上の女性2人を紹介しました。高齢者は「支えられる人」から「支える人」へと変化している事象からプラスに生きるヒントを探りました。
また、スポーツコーナーは、富山出身のトップアスリート柔道女子の田知本(たちもと選手や競歩・山崎(やまざき)選手、レスリング女子の登坂(とうさか)選手の試合結果や近況を紹介しました。特に、オリンピックでメダルの期待がかかる登坂選手は、練習や試合以外のオフに密着しました。普段は見られない大学生活や仲間との時間など登坂選手の素顔に迫りました。
「みんなのふるさと」中継、4月1日は「ホタルイカの身投げ」、10日は「立山黒部アルペンルート」を紹介しました。

出席委員

委員長:西田 洋子
委員:赤丸 準一・浅野 端・岡本 倫子・松田 英昭
※敬称略

BBT出席者

武蔵社長・太田代表・尚和副社長・奥田取締役報道制作局長・小島部長・砂原編成部長・堀田副部長・飯野事務局長

《感想》
・内容も充実していて、時間を感じさせずテンポよく見られた。
・吉村キャスターは安定感があり矢野キャスターは非常に聞きやすくて、明るくて、躍動感がある番組になっている。
・あいの風鉄道高架化のニュースは、新しい情報で大変勉強になった、また現場で働く人に焦点が当てられていて興味深く見られた。
・「がんばれ新人さん」のコーナーは初々しさが伝わり、応援したい気持ちになった。
・「R65+」のコーナーは少子高齢化の中、ネットを使ったシニアビジネスが紹介されていていい企画だと思った。
・「Bスポ」は地元のスポーツ選手の明るい話題が盛りだくさんで楽しく見られた。
・「ソラをライブ」は視聴者参加型のためニュースが身近に感じられると思う。
・「みんなのふるさと」中継の谷藤アナウンサーは明るくて、面白く、とても楽しく視聴できた。

《意見》
・1部と2部で何本か同じ内容のニュースが繰り返されていて、ずっと見ていると飽きるのでもう少し工夫が必要だと思う。
・「R65+」で紹介されていた5,000円で夕食を頼む事例は、あまり共感されないと思う。東京の事例でなく富山の事例も見たいと
 思った。
・高岡の周遊バス「まわるん」のニュースはいい情報だが、地図の表記がなく土地勘のない視聴者には分かりにくいと思う。また旧の
 JR高岡駅から出ているらしいが、新幹線駅との連絡がどうなっているかも知りたいと思った。
・ニュースのラインナップが書いてある掲示板の通りにニュースが放送されないのは違和感がある。
・「ソラをライブ」は3回も放送されているが、狭い富山ではそれほど天気の変化もないので、もっと興味が持てる設問を出したほうが
 良い。
・「R65+」で紹介されていたエニタイムスのビジネスモデルが分かりにくい。
・ニュースの放送があった日は雨・風が強く荒れた天気だったが、天気を紹介するときに同じ映像が3回も使われていた、もう少し工
 夫すべきだと思う。